戸建て住宅の相続手続きは?相続した家を売却したいときの手順
実家などの戸建て住宅を相続することは珍しくありません。
すでに家がある
相続した物件の維持管理が大変だ
住む予定がないので売却したい
このような事情がある場合、どのような流れで相続手続きと売却手続きを進めるべきなのでしょう?
戸建て住宅の相続手続きと売却手続きについて「家を売る」という前提で説明します。
■戸建て住宅を売却するときはまず相続手続きをする
相続した実家など戸建て住宅を売却したいときは、まずは相続手続きをします。
相続手続きは基本的に次のような流れで進めます。
1.まずは相続人で戸建て住宅など遺産の分割について話し合う
2.相続する人や遺産分割の方法が決まったら相続登記などの手続きをする
注意したいのは「相続手続きを長年放置していたケース」や「遺言書があるケース」などです。
また、遺産分割に沿って不動産の相続手続き(相続登記)をする点にも注意が必要になります。
相続手続きを長年放置していたケースでは、第一の相続の後に第二の相続が起きているなど権利関係が複雑になっていることも少なくありません。
戸建て住宅の相続手続きを長年放置していたケースでは、司法書士や弁護士などに相談することをおすすめします。
また、遺言書があるケースでは、基本的に遺言書の内容に沿って遺産分割を進めるため、注意が必要です。
相続手続きについて分からないことがあれば、司法書士や弁護士などに相談することをおすすめします。
なお、戸建て住宅は、戸建て住宅の名義を被相続人(亡くなった方)から相続人に変更しないと売却できません。この点にも注意が必要です。
■戸建て住宅の相続手続きの後に売却手続きをする
戸建て住宅の相続手続きが終わったら、次は売却手続きをします。
戸建て住宅の売却方法には買取や仲介などがあります。
仲介とは買主を探して戸建て住宅を売却する方法です。買取とは、専門業者が相続した戸建て住宅を買い取る売却方法です。
仲介と買取のどちらで相続した戸建て住宅を売却するかによって手続きの流れが違ってきます。
【仲介の手続き】
1.専門業者と仲介契約を結び、買主を探す
2.買主が見つかったら売買契約を結ぶ
3.戸建て住宅の引き渡しと決済
【買取の手続き】
1.専門業者に相談し、そのまま戸建て住宅を売却する
2.戸建て住宅の引き渡しと決済
売却方法は戸建て住宅の状態や売却ニーズに合わせて使い分けることをおすすめします。
■最後に
一般的に相続した戸建て住宅は築年数が古いケースや、空き家のまま長年放置されているケースが少なくありません。
空き家になっている戸建て住宅や築年数の古い戸建て住宅などは、スムーズに売却できないこともあります。
そのため、基本的には専門業者がそのまま不動産を買ってくれる(買主探しをする必要のない)買取の利用をおすすめします。
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